房総単機旅団ショートプログラム


ハイ、というわけで今日はFUJIKOSKY旅団長と2人で、噂の「白井の湯」に行って参りました。かねてより私が「金が無い金が無い金が無い」と呪文のように言い続けていたのに業を煮やして、「日帰りなら何とかなるだろう」と誘ってくれたのです。
AM10:00に葛飾八幡宮前で待ち合わせということで、余裕をみて8:00に家を出た。我が家は島嶼部を除けば東京の最南端に位置する六郷土手。都内を突っ切り市川市本八幡までは合理的と思われるルートでも距離約35Kmでした。今回も神社に旅の(日帰りだが)無事を祈願してから出発。
目指す白井の湯までは約20Kmとのことで、まあ楽勝かと思っていたが市街地は渋滞がひどくてノロノロ
有名な中山競馬場の横を通り過ぎ、鎌ヶ谷市をかすめて白井市に入ってしばらく走ると沿道は田畑の割合が増えてきて、自然と去年10月の房総半島1周旅行の感覚が蘇ってきた。これは完全に自分の思い込みだが、平凡な平野部の郊外風景でも土地ごとに違いがあるような気がする。風土の微妙な差が出るのか、県民性の違いが風景にも影響するのか。これも自分の偏ったイメージなのだが、県民性をざっくりと括ってしまうと、千葉人は「穏やかな陽性タイプ」で、神奈川人は横浜や湘南の印象からか「割と流行を追いがちで、機敏な人が多い」気がする。埼玉人の場合は「少々アクが強いが情には厚い」。東京人は、人口が多すぎるので一概に言いにくいが、土着の東京人は共通して「出しゃばるのを好まないので、他県人から見ると物足りない、または冷たく見える」部分があると思う。などと思考に耽っているうちに着いていましたね、白井の湯。
スーパー銭湯名義」なので料金は安い。休日料金で¥600也。但し湯は温泉なので非常にお得です。FUJIKOSKY曰く、「日本という国は、どこを掘っても温泉が出る」そうで、火山に全く縁のない千葉県の、まっ平らなこの土地でも温泉なのです。
浴場の写真が撮れなくて残念だが、風呂はバリエーションに富んでいて、「仰向けで入る浅いジャグジー」「立った姿勢で入れる深いジャグジー」「足腰重視の座るジャグジー」「電気風呂」「高濃度炭酸のラムネ湯」「露天風呂」。もちろん通常の浴槽もあります。サウナも通常タイプと塩サウナの2種あった。我々2人共電気風呂は苦手なので、コレだけは避けたがあとは全種類堪能しました。自分は肌が弱いので塩サウナは「スゴク効いた」気がした。
実は前日かみさんの両親が行きつけにしている蒲田の飲み屋でしこたまビールを飲んで二日酔い気味だったのだが、各種風呂に入るうちに明らかに自覚できる程に酒が抜けていくのを感じましたね。なんやかやでおよそ2時間風呂三昧で、上がると定番の「フルーツ牛乳」を飲む。旅団長は500mlのペプシをグビグビ飲んでました。そして隣接している物産品売り場でお土産を買い、白井の湯をあとに。この時点で時間はPM1:00を回っており、次の目的地回転寿司「大まぐろ」が待ち遠しい。「大まぐろ」は帰路の途中に存在し、往路に増しての渋滞に苦労しつつも辿り着き、遅めの昼食となりました。

手前の赤い皿はなんとミンククジラのお寿司
こちらもFUJIKOSKY推奨だけあって美味でした。金目鯛とかさんまとか、めったにお目にかかれないネタもあり、回転寿司に行くと死ぬほど喰わないと満足できない自分としては非常に異例の事だが、腹八分目くらいで「これ以上食べるとこの充足感がかえって損なわれる」と思い、〆ました。それ位満足してしまいました。
そして今日のゴール葛飾八幡宮で道中無事を感謝して解散となりました。時間は16:00くらいだったかしら。およそ半日のショートトリップでしたが充実度かなり高し。旅団長ありがとうございます。