なにか目出度い♪

走行距離が888Kmになったので、停車して撮影してしまった。
八が並んでいて目出度いんではないかと♪

カーブが楽しい今日この頃。
イヴを倒せるようになり、カーブ時は脚部で押さえつけるようなという感覚も、切れていくステアリングに逆らうなという感覚も体感できるようになった。
調子に乗ってコケないように気をつけないとな…。
で、帰ってからイヴをまじまじと観察してみると…やっぱりなあ。
前のオーナーさんは165Kmしか走っていなかったけれど、コケてるなあ。それでイヤになってしまったのかも。
右側のカウルの真ん中に亀裂が入っているぞ。それでミラーの端が削れて、根元のカウルも割れていたんだな。
まー大丈夫。そんな傷は俺っちは気にしないから。
これからも大切に乗っていくさ。
もうすぐ1000Km越えだから、オイルとフィルターを交換しなくちゃ。アマゾンで注文しておくよ。銚子走行の後ってとこだね、イヴ。

腰が重要

イヴことスズキのGAGは小さいけれどそのスタイルは所謂スーパースポーツというカテゴリーに入ると思われる。
一方本妻のfujikoことホンダのAPEはネイキッドというスタイルなのではないかと。
何が言いたいかと申しますれば、fujikoはそれほどに意識して走っていなくても、簡単に曲がるのでニーグリップもそれほどマジメにしていなかったのですねえ。今にして思えば。
なにせハンドルの曲がる角度がfujikoとイヴでは段違い。イヴはほとんどハンドルは曲がらない。
よって、しっかりとニーグリップをしてバイクを倒さない限り、小回りは不可。
スーパースポーツの乗り方を学ぶにあたってこちらの『Motoジム!』を参考にさせていただきました。ありがとうございます。たいへんに勉強になりました(ジムカはしませんが!)
腰が大事なんだな〜と。
ここ最近、腰で曲がるを意識して走るようにしたところ、驚くほどに小回りがきくようになってしまった。
走り終わってタイヤを確認してみると、けっこう端の方まで使っているみたい。
ついつい手に体重を乗せてしまい腕が疲弊していたのが、手はハンドルに添える程度になったのであっさり解消。
大事なのは愛しのイヴにガシガシと腰を使う…(自主規制(-_-;))
本日の走行で830Kmに達したけれど、まだまだイヴの性能を使い切れていないんだなあと、ちょっと申し訳ない気持ち。
まだまだ楽しみは多く残されていると考えておこうっと!
五月の連休にはまた銚子まで走る予定だしね!

Motoジム! 1 (Motor Magazine Mook)

Motoジム! 1 (Motor Magazine Mook)

600Km超えました

毎年後悔している花粉大発生中走行。
恐る恐る走ってきたのだけれど、マスクさえしていればフルフェイスメットならなんとかなるようだ。
気密性が高いんだね!
そして本日メデタク走行距離が765Kmに達した。
ウチにイヴが来た時は165Kmだったのだから、ちょうどぴったり600Km走ったことになる。
そういえば今日は一回もギアの入り損ないがなかったな〜
愛の走行は続くのであった。
五月頃にまた銚子まで走りたいものだ。長く走りたいよね!

本妻を再評価

イヴの記事ばかりで本妻であるトコロのfujiko(APE)はどうしてしまったのか?という体たらくなのデスが。
実は連動してfujikoの整備もよくするようになり、走行もするようになっているのデス。
イヴはレーシングスタイルでハンドルはあまり切れない仕様。
なので曲がる時には頑張ってバンクしないとカーブすることが出来ない。
一方、同じカーブでもfujikoなら易々と曲がることが出来る。
そして、路面の凸凹はfujikoではほとんど感じることがなく、轍にタイヤをとられてフラつくことも稀。
イヴでは路面の変化を細かく拾ってしまうために、油断は大敵なのだった。
燃費もよく、疲れず乗り易く、安全で、荷物も運べるし、ギアもきっちりきっちりシフトするfujiko。
一方、テクニックが必要で、荷物は運べず、ニュートラルに入れ難く、油断のならないイヴ。
なのに今はイヴに乗りたいのデス。
乗るのにテクが必要な状態は、決して苦痛ではなく、むしろ楽しいことなんだなと認識する。
楽しくて、隙があれば乗ってしまう。


来年の今頃はなんて言っているんだろうなとか。
イヴは本日で早くも走行距離が722Kmに達したのでありました。

イヴを迎えに

かもめホテルさん歩いてすぐの渡辺輪業さんに電話をしたところ、小雨の中を五時間もかけてイヴのパンクを修理してくださいました!
ズタズタだったそうで、普通なら断られても仕方のない状態だったのに本当に感謝です。


四時起きで、銚子に向かう。九時には着くハズが、架線凍結で一時間遅れで到着。
かもめホテルさんにお礼を申し上げ、渡辺輪業さんにお礼を申し上げ、イヴを抱きしめるのでありました。


走行前に点検。なるほどなるほど。
晦日のトラブルはいったい何であったのか?
帰ってからネットで調べてみたところ、リークしていたのではないかと。
電気が雨を伝い車体に漏れてしまってエンジンが止まる。エンジンの熱で乾くと再始動。しかしまた濡れると電気が…繰り返し。
調べてみるとプラグキャップが少し緩んでいた。
これをしっかりと押し込むと、嘘のようにイヴの不調は無くなった。


タイヤをいたわりつつの走行ながら、イヴは霞ケ浦に達するころには別物に変化していた。
エンジンは力強く、伸びやかに無理なく加速するようになった。
そして入らなくて難渋していた三速には「スコン」と何の不具合も無く入るようになっていた。
やはりバイクは累積距離ではなく、一度に長く走ることが大切なのだと確信する。


四時前に無事、帰還成功。
渡辺輪業さんにお礼の電話をする。


これに懲りずに、また海まで走ってほしい
君とまた君ヶ浜を見たいんだ。イヴ。


*後日、かもめホテルさんと渡辺輪業さんにはお礼の文銭堂最中をお送りしたのであった。本当に助かりました。

謹賀新年

人生初の銚子での年越し。四時起きでこれまた人生初の日本一早い初日の出を見に犬吠埼へ。
道路規制もあり、渋滞もありで、素直にこれまた人生初の銚子電鉄に乗る。うわあ始発なのにやっぱし当然鮨詰め電車だあ。
犬吠埼はものごっつう寒かった。バイク冬装備なのに命の危険を感じるほどに寒かった。
でもその甲斐ありの美しい初日の出!
一生に一回くらいは見ても損は無いデス。日本で一番早き日の出を!

宿に戻り、朝飯を食し、イヴで南下を開始(連泊にしたのだ)。
昨日の続きかイマイチなイヴ。
まず、君ヶ浜に。イヴを押していって海で撮影。
イヴが喜んでいるのが感じられる。そう、これが海なんだよ。君に見せたかったんだよ。
昨日とは打って変わって快晴、穏やかで暖かな日差し。輝く海原。白く砕ける波頭。

どこまで行くとは決めずに南下。
しかし、下り坂をいい調子でバンクさせて曲がっている最中にこの旅最大のトラブルが…。
新品のネジクギを後輪に刺してしまった。
刺さった角度から、かなりバンクさせている状態と判る。
坂を下り切った緩い直線でエアが抜けたため、イヴも自分も無傷。
もしもあの坂道でバーストしていたら…間違いなく後続車に…。
イヴが頑張ってくれたのだろうか。くれたのだろう。
命を拾ったのかもしれない。イヴのおかげで。

やむなくJAFを呼ぶも元日で似たような事故が多く、寒空の中、二時間半立って待つハメに。
でも優しいオジサマで、とても親切にしてくださり助かりマシタ。
修理は不可能なので定宿のかもめホテルさんまで人間ごと運んでいただきマシタ。
かもめホテルさんも無料でイヴを預かってくださり感謝デス!

翌日、イヴを残し、後ろ髪を引かれつつ電車で帰ってくるハメに。
楽しいツーリングのハズがなんだか凄い旅になってるんでないかい?
年始早々、これは今年は平穏な一年にはなりそうもないぞ!

いざ、銚子!

イヴの整備ははぼ終わった。
購入した時から四速中の三速がうまく入らないという不具合があった。エンジンの調子ももう一つだ。
しかし、自分の経験ではバイクというものは長い距離を走ることによって劇的に変化する。別物になってしまうと言っても過言では無いほどに性能が跳ね上がる。
そこで銚子まで走る計画を立てた。
イヴに海を見せてあげたいしね!


天気予報は一時雨という不穏なもの。
一回くらいは降られるだろうと覚悟しつつ、冬の寒く重い空の下を走行開始。
調子は良い。ぐんぐん走る。
APEに比べてレーシーな姿勢になるイヴはやはり疲労度は高い。
しかし、自分の背が小さいことが幸いして(滅多に幸いしないぞ!)、決して乗り難いことはなく、むしろ走っていてモノ凄く楽しい。
白井辺りでイヴと走れることを幸せだと思う。愛を感じる。
だがしかし!
利根川沿いに出た途端に本格的な雨降りに…。
あと15Kmほどで霞ケ浦という地点でエンジンが突然ふけなくなる…そして止まる…。
左側は利根川、右側は見渡す限りの田んぼ。民家すらない。雨を凌げるモノも無い。
し、死んじゃうぞ、これってば!
幸い暫くするとエンジン復活、しかしまた少し走ると止まる。この繰り返し。
銚子市に入り、ゴールまであと15Kmくらいのあたりで雨が止み、漸く復調。なんとか走りきれた…。


いつもの利根川沿いのデッキの水道で泥だらけのイヴを洗う。
いやいや、ヒヤヒヤもののツーリングだった。
でも走りきれた。
イヴはよく頑張った!
今年最後の冒険になった。