第二回房単会議

※またしてもアップするタイミングがバッティングして、見事に書き込みが消えていたのはここだけの秘密。キャッシュから以下取り出してきたので以下再現してみる。
本日は第二回房単会議でした。場所は小川町のトリ一番。焼き鳥などしごきながら、いろいろとバイク談義をしてきました。恥ずかしながら昨夜、木曜の夜ということもあって油断してぼうたんロゴマークデザインとか勝手にやってて超睡眠不足で、いま現在眠くて何を話したのだかよく覚えてません。楽しかった思い出だけが...というか、自分だけ単車に乗っていない寂しさだけが残っているような。日に日にKSR-1に乗ろう、という思いだけが固まっていくのですが、到達できない悔しさがひしひしと積み重なっております。なにかFUJIKOSKYに単車童貞みたいなこと言われたような記憶がそこはかとなくありおりはべりいまそかり。今に見ていろよ! しかしまぁ、さらりと乗りこなしたいものですね。早くその日が来ないか楽しみです。
会議では日に日に深まる秋のバイク対策〜やがて来る冬への装備の準備など、FUJIKOSKY旅団長の萌える報告とドラゴンコークからの有意義な体験談などを聞いたはずなのだ。自分はかつて自転車乗りだったが、そういえば冬の朝はズボンの上からアーミーパンツを重ね着していた。これが単車になれば風当たりが増すから、なおさら寒いだろう。高校時代の音楽の先生は単車で通勤していたが、そういえば冬は普段着に革ジャン革ズボンの重ね着で、それでも寒そうだった。よく言えば体で季節を感じる乗り物なのだろうが、とにかく、対策は必須だ。しかし今の自分には単車が無いので、脳内補完をして完了である。気楽なものだ。
上でドラゴンコークがプチ逃避か? と考えているが、僕にはバイク自体がなにか日常のしがらみから強烈に体をはがしてくれるツールに感じられていて、まぁ車もそうなのだが、バイクのトルク感は車をはるかに凌駕するわけで、毎日会社帰り、駅から家に向けて歩きながら、夜道をアクセルを開けていく感覚を想像してはうずうずしている。
かつてブラジルなど一緒に行った友人(現在はボリビアで和太鼓をたたいている酔狂)がバイク乗りで、タンデムさせてもらったりしていたのだが、エンジンに直接乗っているようなあの感触は、怖くもあり喜びでもあった。ナニに似た高揚感が加速には伴っていて、昨年冬、買ったばかりのSWIFTでどんどんアクセルをあけて腰のうずきに身を任せていてお上のお世話になったのも、そんな非日常へのダイブ感のためである。本当に、バイクに乗るのが待ち遠しいが、まぁ、もうそう能天気にアクセルをあけてはいられない。財布にもそんな余裕は無いし、第一つぎは免許取り消し...だろうから、そんな無茶をするつもりはないけどね。
最近JyaJyaなる漫画にはまっているのだが、各話間のコラムに著者が、自分がこれこれの単車を入手したら、間違いなく数ヶ月以内に免停>その数ヵ月後にその単車とさようならをする羽目になる、と書いていたのに妙に共感してしまう。いま高速を走ることの出来るバイクをもっていたら結構やばいように思うぞ。上で自重とか無茶しないとか書いたばかりだが、まぁ無茶のしようがないので助かっている。
しかしたとえば深夜の第三京浜である。これはもう単車乗りの天国で、とんでもないスピードでほとんど飛んでいるような奴がいるが、あそこまで行かなくともズゴーっとイきたい自分は確かに存在している。会社から車で帰宅することが年に二回くらいあるのだが、この際は第二京浜を下るか、目黒通りを抜けて第三京浜経由で帰ることが多い。第三京浜なんてもう、玉川ICの手前から頭の中であまりにベタだがツェッペリンのロケンロールが回り始めてしまう。会社で車を借りると、これはだいたい軽自動車なので、しかもちょっと前までその軽も使い古しのスバル、マニュアルのレックスだったので、べた踏みでも大した速度は出ないのだが、ICのあのコークスクリューな入り口から2速くらいでどんどん行く感じはこれはもう喜びであった。レックスよかったなぁ。ああ、止まらないぞ。レックスのよさは馬鹿みたいにダイレクトにエンジンを感じられるしょぼさで、グレードの低さからシャシの弱さや足回りの弱さ、内装の薄さなどが手に取るように分かるのだが、その分とにかく回ってます! がんばってます! という振動もうなり声も良かったのだ。各ギアで引っ張れるだけ引っ張って走るのは楽しかった。内堀通りヒールアンドトゥの練習をしたのもこのレックスであったのだ。かつて自家用に乗っていたPeugeot 205 XSもまさにそんな車で、その喜びはダイレクトな感触にあった。
翻って今、会社の車も自宅の車も、しっかりした作りになってしまい、速さと静粛性は上がったがダイレクト感は薄れてしまった。バイクへはその辺のダイレクトな感触への期待も大なのである。やっぱり、いいよね、エンジン。力への渇望というものが自分の中にあり、それはドラゴンコークの言うプチ逃亡というか、今この自分に絡み付いている諸々の現実を引き剥がすトルクであるように思う。しゃれた言い方をする人はバイクに乗って風になる、というようなことを言うけれど、バイクのトルクに乗る感触が、待ち遠しくて仕方ない。
ながながと書きなぐったが、とにかく御託はいいのでバイクを入手しましょう>自分。
さてところで。明日、うまく家族の予定が合えばグローブを買いに行きたいと思っております。行けるかな? 楽しみです。

ジャジャ (9) (サンデーGXコミックス)

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Led Zeppelin 4: Zoso

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(萌乃誉)