三人走行

デザイナーのK氏と約一年ぶりの江戸サイ走行に行ってまいりました。
今回はもう一人デザイナーのO氏が初参加です。デザイナーチームその他一名的な構成!
O氏はもともと房単のメンバーですので、以後はいつも通りにマルちゃんと呼ばせていただきます。


都営新宿線本八幡駅のエレベーターを昇った所に10時に集合。昨日までは暑いくらいだったのに、今日は冷たい風が吹いているぞ。
しかもそこそこ強い南風だ。埼玉に向かって北上していくのだから、行きはよいよい帰りは…確定だぞ。まー夏前後は南風、冬前後は北風が吹いているのは普通ではあるけれど。
まず、マルちゃん到着。愛車はオシャレなクロスバイク。紫で統一されていて(衣装も!)さすがデザイナー様!
続いてK氏到着。お馴染みのダホンもお久しぶりだ。
自分、マルちゃん、K氏の順でユルユルと(いつもより更に緩く)走行開始。
実は昨晩までコースについてウジウジと悩んでいた。
K氏と自分は100KmOKなんだけれど、マルちゃんは初心者なので無理はさせられない。
最初にイヤな思い出を作ってしまうと、継続して走れなくなってしまうかもしれないからだ。
それでユルく50Kmほど走って、柴又の帝釈天参りなんかしちゃおうかと考えていた。
しかし…重い自転車を抱えて輪行して、何をしに来るのだ?観光か?グルメツアーか?
違うだろ。走りに来るのだろ。
マルちゃんの様子を細心の注意を向けて観察しつつ、70Kmを目標に走ってみることにした!


普段の倍以上の休憩をとりつつ、走行。風は吹いているが天気は快晴。とても気持ちが良いぞ。
菜の花系の黄色い花も辛うじて残っている。良かった!
ハンガーノックに陥らないようにアンパンを食べてもらいつつ、ゆっくりと走る。
マルちゃんは……余裕のように見える?本人に聞いても楽しんでいる様子。
そうこうするウチに野田のキッコーマンの醤油工場を通過、埼玉県に進入。
黄色い花は大量に残っていた!30Kmほど北に移動しただけでこんなに季節にズレがあるのだな〜と各々感心しつつ、目標の公園に到達!!35Km走破!!


公園では少しゆっくりと休憩をとる。三台並べて撮影したりして。
春の田舎の長閑な風景を楽しむ。梅と桜は終わってしまって残念だな〜
しかし、笑顔の裏側で自分は内心青ざめていたのだった…。
か、風が洒落にならないほどに強くなっている!これは初心者のマルちゃんも余裕で走れるワケだ!
帰路、年に一度あるかないかの強い向かい風に想像以上の苦労をかけることになったのだが、まーそういうこともあるよ!(←責任回避)


いつもなら三時間ちょい、向かい風でも四時間もあれば走り切れる距離を、六時間半かけて走行。
なんとか無事に帰って来られた…。
自転車をウチのアパート脇に置いて、三人仲良く柳湯へ。
一年前より湯の温度が低くなったかな?
走行後の疲労回復にはたっぷりのお湯ほど適したモノは無いのではないかと思っている。本当にありがたい。
脚からじんじんと疲れが湯に溶けだしていくのを感じる。
薬湯と白湯を行ったり来たりして、真っ赤に茹で上がって、風に吹かれながら外を歩いているとまるで宙に浮くような気分だ。
自転車を担いで、JR本八幡の駅前へ。
定番になったさくら水産で、極上のビールに昼間の苦労も忘れて三人の男どもは笑顔になるのであった。
そして喰った喰った!
初走行のマルちゃんにはたいへんな思いをさせてしまって申し訳ないと思いつつ、どうかこの楽しい気持ちを忘れないでくれると嬉しいんだけどな、と身勝手に思うのでありました!

なんと

前回、振り出しに戻ってしまったダメダメな自分。しかし、走りたいという欲求だけは消えていないようで、またまた本日江戸サイへ。
日が昇って暖かくなってから少しだけ走ろうとゆるゆる……あれれれ?前回よりもスピードが出ているぞ?
とりあえず35Km先の公園を目標に走ってみる。
全く辛くない…どころかむしろ楽しい!
いやいや、前回の帰り道の苦しみを思い出せ、と自分に言い聞かせて素直に35kmでUターン。
しかし、帰り道も楽しく走り切ってしまい、湯船で気絶することもなく。
たった一回苦しんだだけで概ね回復?
…大雑把に出来ているんだなあ。きっと部品とか少ないに違いない!

恐怖の鵞足炎

あけおめと書いたまま停止状態でしたが、実は年末に膝を痛めてしまい、自転車に乗るどころではなくなっていたのです…。
仕事で重い荷物を無理をして運んだ際に、右膝の内側に少しずつダメージを蓄積していたようです。
二週間ほど自分の限界を超えた荷物を運んだ結果、鵞足炎(がそくえん)という聞いたこともない症状に陥りました。
立っているだけで膝に激痛が走るというそれは恐ろしい症状でした。久しぶりにデスマス調の文章になってしまうくらいに。
ZAMST社製のEK-5という支持器具入りのサポーターを購入し、膝を庇いつつ働きひたすら耐える日々…。
早くも自転車生活引退なのでは?というかまともに歩くことすら不可能になるのでは?と本気で恐れましたが、二月に入る頃に漸く痛みが弱くなりました。
本当に二月に入った途端に良くなり始め、日一日ごとに回復していきました。
そうなるとロードに乗らずにはおられません!
二ヶ月ぶりに本日、恐る恐る漕ぎ出してみました。慎重に慎重に、江戸サイをゆるゆると走行。
…全くスピードが出ません。漕ぐのもエラク辛いではありませんか。
Going back to square one!
40Km走って引き返して参りましたが、帰り道がと〜〜〜ても長い。
二ヶ月のブランクって、なんて恐ろしいんだろう。
這う這うの体ってこういう時に使う言葉なんだなあと思いつつ帰還。
湯船に浸かって一時間、お湯が日向水になるまで気絶してしまいました。
でも走るのって爽快だ!
膝を痛めないように注意しつつ、最初からやり直します!

謹賀新年

あけましておめでとうございます。
本年もゆるゆるとお願い申し上げます。


昨年はバイクもどうのこうのと目標めいたことを申しましたが、嘘になっちゃうので今年は何も申しません!
年々確実にダメ人間度数が上がっております!


また、昨年は10月19日よりパタっと更新が止まってしまいましたが、これは忙しいのに加えて、非常に間抜けな理由で自分がログインできなくなっていたせいであります!
今年はそのようなことがないようする所存でございますので、平に御容赦願います。
霞ヶ浦一周の長い長い記録を載せさせていただきましたが、これ以外の昨年の後半末の走行の詳細は忘れてしまいました。
まあ、どうせどうでもよい内容でしたって自分で言ってはオシマイだね!


今年も走ります!
あらためてよろしくお願い申し上げます!

霞ヶ浦日帰りで一周

三連休なので一泊してゆっくりとも思ったのだけれど、日帰りで一周って可能なのだろうか?そして潮来駅を起点とした一周の正確な距離って実際は何Kmなのだろうか?という疑問を解決したいという願望の方が勝り、挑戦してみることにした。
恐らくは今年最後の遠出になるのではないかと。思えば計画する度に天候不良などで断念し続けてきた霞ヶ浦一日で一周計画。漸く実現か?


金曜日に会が入っていたので翌日の早起きはキツそうだ。ということで、土曜日は準備にあてた。ロードは輪行バッグにパッケージしてしまい、駅まで担いでいくことに。
日曜日、四時起きで準備を整えると京成八幡までロードを担いで運ぶ。五時過ぎの電車に乗るが、ほぼ満席。成田まであと三駅くらいのところでやっと座ることが出来る。
京成成田からは一度外に出て、JR成田までまた担いでロードを運ぶ。ここからは成田線銚子行きに乗り換えて佐原を目指す。成田駅で少し待つが、まだ暗く、寒い。概ね六時半くらい。
成田線は空いており、余裕で座ることが出来た。助かる。この電車の中で日の出を迎えた。田畑をオレンジ色に染める光景は美しかったが、撮影を忘れてしまった…。
佐原に近づくにつれ、だんだんと乗客が増えていった。ほとんどが高校生のようだ。この高校生がまさかの活躍をする。
佐原からは鹿島線鹿島神宮行きに乗り換えるのだが、その乗り換え時間が僅か三分しかない。急げば間に合うのだが、高校生はほぼこの駅で下車。ダベリながら通路をふさいでゆっくりと進む…。まさかの乗り換え失敗!
困ったぞ、ここから走るかと一度駅の外に出るが、やほー路線情報には出てこない電車があることに気付き、またそのまま駅に戻った。
これに気付けたのは幸いだった。ガラ空きの電車で八時少し前に潮来に到着。ほぼ計画通りの進行になった。


駅前は誰もいなくて、ベンチを占領して慎重にロードを組み上げることが出来た。天気はとても良い。日差しの援護が期待できそうだ。
走り出しは八時十分。今回のコースは西側を北上して、霞ヶ浦大橋を渡り東側を南下し一周するという設定。大橋から北側は未舗装路があるためにパス。目標時間は十五時潮来駅着。なぜなら一本きりの成田直通の鹿島線に乗れるため。
時間的な縛りまでつけてしまって大丈夫か?己にプレッシャーをかけ過ぎだと思いつつも県道11号から連なる橋を渡って西側へ。そしてサイクリングロードに入る。
霞ヶ浦サイクリングロードは遠くまで見渡せることが魅力の一つだと思う。自分が走った道では、広い世界を走行しているという感覚が味わえるのはここだけかもしれない。
寒いので焦らずに、自然に速度が上がっていくのに任せる。何Km走れば終点なのかも判っていないので、余力は残しておきたい。しかし、時間の制約があるのでノンビリともいかない!
51号をくぐり、稲敷大橋を渡った辺りで前回クロスで半周した際に大きく道を違えていたことに気付く…。
北上する、というよりは西に向かって走っているカンジなのだが、まだこの辺りは湖の大きさよりも左手の緑の濃さ多さの印象の方が強いかな。
20kmほども走ると道幅が広くなり…これが霞ヶ浦サイクリングロードの最大の困った点だと思うのだけれど、自動車が走るようになるのであった。
地元の方にとっては便利な道なのだと思う。あくまで補助的に通行するという位置づけらしく、中央のラインも速度表示も存在しない。だからといって、制限速度が無いというワケでは無いはずだ。
しかし実際にはとんでも無い速度で、道幅全部使って走行してくる車がいるのだ。この日は三回ほど道から外れて回避しなければならないという事態に遭遇した。サイクリングロードだと主張したい。弱い順に優先。歩行者、自転車、内燃機関の順番!
また、三連休ともあって、釣り人の皆さんも大勢いらしていて…路駐だらけなのだった。全体的にでは無いのだけれど、釣りスポット的な場所は道の両側に路駐され、さらに走行する車もいてで自転車はとても危険。何か所かなので我慢するしかないのかな〜
そういった障害物を避けつつも、まあ順調に走行。40Km辺りでふと気付く。擦れ違うロードは時々あるのだけれど、抜いて行くロードは皆無だ。俺っちの速力がレベルアップしたから?まさかそんなことは有り得ず、緩い向かい風に逆らって走行しているからだと今更得心するのであった。もう遅い。
どうやら走り慣れている皆さんは、土浦スタートで南下して、距離的に圧倒的に長い方を追い風で走り、東側の短い区間を向かい風と戦うというコース設定らしい。
ここまで来たら走り勝つしか道は無い!


霞ヶ浦の西の端に位置する土浦の手前には、自衛隊の施設が二つほど存在する。ここはどちらも迂回して一般道を走らねばならないのだが、せめて標識なり何なりで案内をしてあげて欲しい。前回困ったが、今回もそのままで、初めての方とか迷うのではなかろうか?それとも自衛隊的に道案内はまずいことなんだろうか?
などと考えつつ、ここを迂回すると土浦まではもうほんの少しの距離だ。
強制的に一般道に放り出されたり、風車の横を走ったりで、土浦に到達。概ね60Kmくらい。街中を大型トラックに怯えつつ一挙に通過。時間制限があるのでお店に寄ったりもパス!
再びサイクリングロードに戻るのだけれど、ここがまた初心者泣かせになっている。どこから戻れば良いのかが非常に判り難いと、自分は思う。
土浦駅を左手に見ながら大通りを直進して、橋を渡ったらその次の交差点の一つ先の小道に右折して入ると良いかな(交差点で道を渡り、その道まで自転車を押して歩くのが一番簡単)。
その道を進むとまた橋を渡ることになり、その少し先で右側にサイクリングロードが見えるようになるので、注意しつつゆっくりと走ると良いかと。ここまで標識など一切無し。
この先は迷うようなポイントは一切無いハズ。
というワケであとはゴールまでひたすら走るのみだと思ったところで十二時。道端でアンパンを食することに。トンビに警戒しつつ休息していると、俄かに風が強まってきた…。
ここから地獄の走行が始まるのであった!


霞ヶ浦大橋の東側にはポートタワーが建っている。これが見えれば橋は間近ということになる。土浦から北東に向かって走行することになるのだけれど、先ほどまでは北西から緩く吹いていた風が、午後になった途端に強烈な北東からの風に変わってしまった。
押し戻されるほどの風だった。速度が上がらないどころではない。ギアを緩くして回しても、時速13Kmほどしか出ない。電車に間に合わないぞ!
ポートタワーが早く見えてほしいと願いつつ、ノロノロと走行。70Km越えてからでは体力的にも辛い風だ。
一方、擦れ違うロードは尋常とは思えない速度を出して走ってくる。挨拶も間に合わないほどだった。
苦闘すること一時間半。やっとで霞ヶ浦大橋に到達する。ポートタワーは直前まで視界に入らず、心が折れそうだった…。


橋を渡ったところにある公園で一休み。ここからは、ほぼ追い風走行だぞっと。
時刻は一時半。南下し始めると、疲れているにもかかわらず、軽く時速30Kmを超える。風ってあらためて凄いね!
こちらは快適に距離を稼ぐのだけれど、当たり前だが行き違うロードの皆さんは苦しそうだ!立場が入れ替わってしまった。
でもこちら側は短いので頑張ってくださいなどと余裕をカマシテいたらば、本当にあっと言う間に潮来まで戻ってきてしまった。
駅の手前のセブンイレブンでパンを買って食べながら時計を見ると、二時四十分。余裕で間に合った〜


一周の距離は、自分のサイコンでは105Kmだった。
136Kmから100Kmまで諸説あったのだけれど、自分的には走れない距離ではないことがわかって満足。
電車にも無事に乗ることが出来て、日没くらいには帰ることができた。
しかし、あらためて思った。反省した。
楽しくないのだ。寄り道も一切なく、ゆっくりと風景を見る暇もなく、そして時間に追われるプレッシャー。
確かにかかった費用は電車代くらいだし、費やした時間も最小限かもしれない。
でもこんなものは旅とは呼べないであろう。


次回は安い宿でもよいから一泊するようにして、ゆっくりと霞ヶ浦を楽しむようにしよう。
一日で一周、電車で帰って来るという目標は達成できたが、多分、もう二度目は無いだろう。
やっぱり旅は楽しくなくちゃね!

自賠責保険証票再取得

市川駅近くにある保険屋さんは平日対応のみなので、やむなく金曜日の午後に半休をとって行って来た。
窓口対応してくださったお姉さんが優しい方で、手続き自体は何の問題も無く速やかに終了。
再発行代などもかからなかったが、一般勤め人の半休というモノを盗んだ野郎は何だと思っているのかと言いたい。
非常に迷惑だ。是非、警察に職質でも喰らって窃盗罪に問われてもらいたいものだ。
盗難が再発しないことを祈りたい。
室内保管とか、管理人付の駐車場にでも置かないかぎり盗難を予防するのは不可能だ。
たとえば自分で使用するのではなく、ネットで売りさばかれていたりしたら?
あるいは困らせて喜ぶだけの犯罪行為だったとしたら?
警察に通報するにしても盗難の証拠は無いし、打つ手も無さそうだし。
ネットで調べてみると何回も盗難されているヒトがゴロゴロいるぞ…・


午後、時間が空いていたので先週に続き全体を清掃しつつ、ナンバープレートに証票を再添付した。
ついでにチェーンのクリーニングを実行。
ホワイトオイルを全体に塗し、キッチンペーパーで表面の錆と汚れを除去すること二回転。
チェーンだけではなく、歯車の稼働も滑らかになったぞ。
さぼってしまって、申し訳ない気持ち。

盗まれた!

本日、fujikoを整備していて気付いた。
ナンバープレートに貼ってあった、自賠責保険標章が剥がされて盗まれている!
おおかた、保険料をケチったどこぞのバカが盗んでいったのだろう。
シールだけ貼ってもなんの意味も無い。むしろ事故を起こしてしまった場合、相当に厄介なことになるはずだ(自業自得だが)。
だが、こちらは平日に休暇をとって再発行の手続きをしに行かなければならない。
本当に迷惑な話しだ。