拝啓、萌乃誉殿

遂に!単車購入、おめでとうございます。いやあコメント寄せようかとも思いましたが、やたら長くなるかもしれないんで、この場を借りて祝辞を言上したき所存です。
「契約しちゃいました。CL50です。」と言われたとき、バイクの車種にやや疎い私でも話を聴いているうちに「あ、あれかー!」と、おぼろげながらイメージ写真が脳裏に浮かびました。そうそう、DT50のようなゴリゴリのオフ車でなく正にスクランブラー。うんうん確かにコレは「大脱走」のラスト、スティーブ・マックイーンがスイスに逃げ込もうと鉄条網を飛び越えるあのシーン、出来るんじゃない?(いや、それは無理か)
写真で見る限り、とても走行5,000Kmいってるとは思えない程、程度が良いですね。マフラーや配管等にも全くサビが無いし、タイヤも殆ど磨り減って無いのでは?で、これから書くこと、メンバーの皆さん同じ思いをお持ちじゃないかな?つまり、車にせよ単車にせよ、買っちゃうともう、乗りたくて乗りたくてどう仕様もない。例えて言うなら「付き合い始めたばかりの彼女とのデート」に匹敵する位の幸せではないかと。イヤ、ホントそう思う。エイプにせよCL50にせよ、あーなんか羨ましいです。残念ながら自分はトゥデイにはそういう感情を抱かなかったので。トゥデイの場合は「この娘は、アンタの好みじゃないかもしれないけど、働き者で身体は丈夫だから、嫁にもらって損はないよ!」とムリヤリ親に結婚相手を決められた農家の倅のような心境、ま、これは言いすぎだけどとにかく「恋愛成就」という訳では無いのです。
しかし、こういうクラシカルな容姿の不整地走行車(原付)が現在生産されていない(よね?)のがもったいない。エイプにはその素養があると思うけど「大脱走」っぽいCL50を選んだ萌さん、あのー、要らなくなったら安く売ってくださいませんか?
昔の記憶が蘇って来たのが、もう10年近く前、老朽化したヤマハDT50をいよいよ手放して、新たな単車購入を考えたとき、自分の中で候補に上がったのが「リトルカブ」と「CL50」だったんすよ。当時ホンダのお店に行ってカタログを貰って、じっくりと妄想に耽っていたっけ。しかし結果は両方とも予算面で嫁にシブい顔をされ、(でも嫁の名誉の為に申し添えると、ギリギリの時点になって、「まあ、欲しいのを買ってもいいよ」とは言われたのだが)そういう気遣いもあり結局購入したのがデッドストック状態になって安くなっていた(12万くらい)ストマジだった。といういきさつを思い出しました。お祝いを述べたかったつもりが自分の話ばかりになっちゃいましたね。スミマセン、とにかくオフロード走行はマジで病みつきになると思いますんで、事故にだけはお気をつけくださいませ。