バイク用品店へ行ってきた

昼食のあと、昨日調べて気になっていたバイク用品店ナップス横浜店へ行ってきた。横浜店といっても、国道一号線を藤沢から原宿方面へちょっといっただけなので、実質藤沢店といってもいい位置ではある。この店、チェーンのフラッグシップ店というだけあって売り場面積300坪、とにかく広い! 店の前の駐車場も、バイクと車ときっちり分けてあって、大手のバイク屋かと間違えるほどの台数のバイクがずらり。かなり圧倒されつつ、車を奥の駐車場へ停めて、店内に入った。外から見ても大きな店舗だから、中に入るととてつもなく広く感じる。商品がぎっ仕切りと並んでいて、皮のにおいや油のにおいがして、結構興奮するのだ。
さて、今日の目的はヘルメット。迷いまくっている候補を見比べて品定めをしようというつもりだった。気になっている候補は、AraiのTour-CrossTX-MotardV-Cross3。FoxのトレーサーPro。Lead工業のAIR-X Razzo。OGKのFF-MXとMR。そのあたりの、オフロードタイプを中心に、バイザ付きとジェットに心が揺れているというところ。ナップスにはAIR-X Razzoを除いて全て揃っていて、しかも全て勝手に試着できる。というわけで、片端からかぶりまくってみた。AraiはL、FoxはM、OGKはL、HJCはM、ShoeiはL。洋物はMでちょうどいい。それからAIR-X Razzoは後継のRazzo IIがあったので、これをかぶってみたが、これはMでちょうどよい。あとは、AraiのGP-5X。F1のメットのデザインを真似たフルフェイス、これもかぶってみた。このフィット感と妙な安心感は素晴らしい。でも、ちょっと自分の欲しいものの方向性とは異なっている。
これまで、出来ればフルフェイスのオフローダーが欲しいと思っていた。その気持ちはほとんど変わっていない。今日かぶってみた中では、値段と機能(安全規格の高さ)がちょうどよいと思ったのがFoxのトレーサーPro。約23k*1で、AraiやShoeiに比べると10kも安い。これならゴーグルを買っても30kでぎりぎり収まるかどうかというところ。ペイントが少々派手だが、なかなかにいい。かぶってみても視界が広いのが安心だ。しかし、やはり、30kなのである。機能の高いメットを買うつもりで悩んでいたのだが、30k〜40kというあたりになってしまい、ここのところの緊縮財政の絡みで、先のことを考えるとそこまでの出費がいま、痛い。ということで、1時間ほど、あれをかぶりこれをかぶり、悩みに悩んで、今回はLeadのAIR-X Razzoでいいかな、というところまで来た。正直、規格もSG規格のみというしょぼさなのだが、軽さでは好評があり、さらに2年連続でこのシリーズはグッドデザイン賞を受賞していてかっこはいい。選考委員には自動車評論家にして電気自動車のエバンジェリスト舘内端さんもいて、それなりに評価が出来る。ネットでも、夏用に軽いメットを求めてこれを購入している人が多いことが分かった。不評はとりあえず聞かない。この先、原付からステップアップしたときにも使いたい、と思ったこともあって、がっしりしたメットが欲しかったのだが、原付限定で考えることにすこしグレードダウンさせることにした。まず間違いなく、最低3年くらいは原付だろう。ならば、ちょうどメットも賞味期限だ。次のメットは、次のバイクへステップアップするときに(できるならば、だが)考えよう。
サイズは確認したので、あとはネットで安いところを探す。バイザ無しが欲しいので、これにゴーグルかシールドを合わせるつもり。これで20k以内で収まる。予算を残して、次に繋げることが出来る。
グローブと出来れば靴。まだまだ装備だけでも出費が続く。じわじわ残しつつ行きたいと、ちょっと日和って見た。おはずかしい。
(萌乃誉)

*1:1k=1024、円