銚子〜九十九里ツーリング:13日初日篇

久し振りにキチンと走った報告w
うかうかしていて、本年最初の長距離走行!巻き返さないとね!
デザイナーK氏とともに千葉の海岸を走ろうという計画が実現することに。一人旅ばっかしている自分には至福でございますよ。
13〜14日の一泊二日の行程で、今回は自分が案内人を務めさせていただくことに。


5時起床にて、6時47分発の京成線に乗り込む。文化祭にぶつかってしまい、車内は高校生が多く、輪行野郎は早速邪魔になるのであった。
京成線は車両の構造的に輪行には向かない。前後にフラットなスペースがないと、どうにも逃げ場がございませんよ。
成田でJRに乗り換えて、木下駅まで。これで「きおろし」と読むのか…地元なのに知らんかった!
ほぼダイレクトに利根川サイクリングロードに入れる位置にこの駅はあり、つまり利根サイまでの道程を一挙に端折ってしまったのだ。
8時21分に到着。待ち合わせは9時なんで、余裕をもってGTを組み上げられるぞと。
駅前には待機タクシー一台以外だ〜れもいなかったので、心安らかに組み上げ完了(コレはとても大事!)。
K氏は時間より早めに到着。DAHONは相変わらずお利口さんで、あっと言う間に組み立て完了。笑顔で利根サイに進入!


千葉側の利根サイはとてもキレイで、道幅も概ね広い所が多い良い道なんだけど、利用者が少ない。
自分個人としてはその方が走り易くて都合が良いのだけれど、いつも走る度に勿体ないと思う。
今回もK氏と二人でほぼ貸切状態の道を快適に突っ走ることができたのであった。
かつて知ったる利根サイなので、休憩ポイントも走行ペースもばっちり把握しており、何の不安も無く進行。
天候は曇り時々晴天で風も涼しく心地よい。強烈な向かい風も吹いていない。最高のコンディションと言って良いかと。
道の駅「さわら」でオニギリ二つの昼食。その後、K氏の希望で佐原の小江戸と呼ばれる町並みを徒歩で散策。
これが良かった!常には通過点でしかなく、一人で走っていたらはたしてこの後も立ち寄ることがあったであろうか?という佐原の町並み。
歴史的な建物といい、町の中を流れる小野川といい、風に揺れる柳といい、一見の価値あり。
機会があれば是非、立ち寄ってくださいまし。次回は地酒を買おうと心に誓いつつ、再び利根サイへ。どぶろく魅力的だったな〜


後半はK氏に先導していただくことに。
途中、一ヶ所コンビニに寄ってガリガリくんを補給。体温も下がるし、糖分も補給できるし、正しく一石二鳥なアイテム。
その後天気は晴天に変わるもノートラブルで走り続け、瞬く間に利根サイの終点に到達。終点って、こんなに近かったっけ?
ここからは一般道走行となるため、再び自分が先導役に。
自転車が走る幅が無〜いという道を、クルマのドライバーさんに迷惑をかけつつ焦って走行。海が近づいたところで裏道へ進入(地元民か…自分で言うのもなんだが)。
15時半頃に毎度の利根川沿いのデッキに到着。銚子駅が道の先に見える場所。
近いな〜銚子!昨年はあんなに苦労したのに…。利根サイまでの道程を端折ってしまったのが大きいのだろうか?
今回は余裕をもってご案内すべくそうしたのだけれど、一人で来る時はやはり全行程走ろうと思う。


さて、更に海沿いを走り、犬吠埼灯台へ。K氏は灯台に登られたが、自分は何回も登っているのでパスw
真下から灯台を見上げた写真なんかを撮影。雲一つない青い空。秋特有の澄んだ高い空。晴れて本当に良かった。
この後、自分の希望で君ヶ浜へ海を眺めに行く。自分にとって海といったらこの海なのかな、なんてことを思いつつ眺める。
今日も海は変わらない。もう一回くらい年内に眺めに来たいものだ。


常宿の「かもめホテル」には17時頃にチェックイン。今回もフロントで愛車を預かってくださることになり、たいへんに感謝。これは本当にうれしいサービスだ。
部屋も利根川が眺められるハイグレードな部屋にしていただき、大感謝。やはり銚子に来たらここに泊まらないとな〜
本物の温泉は無理なんデスが、温泉の元を使ってのなんちゃって温泉にゆっくりと浸かり、待望の「鈴女」へ!


18時過ぎの入店だったが、ほぼ満席状態。座敷が空いていたのでそこを使わせてくださることに。
我々の次のお客さんは待ちになってしまったから、一歩差のタイミングだった。今回の旅は幸運の連続だ。
ペダルを漕ぎまくって空腹の男達は新鮮過ぎる海の幸を大量に堪能するのであった。この「大量」にというところが自転車旅の良い点の一つだ。
河豚の唐揚げ、さんが焼き、金目鯛の刺身、秋刀魚の刺身、鯵のなめろうねぎとろ丼、平目の握り寿司。
きっとK氏もリピーターになられることであろうw


コンビニまでぶらぶらと歩き、翌朝のパンと珈琲を購入。
そして幸せな睡魔に襲われ、早めに就寝するのであった。
明日は一山越えて、九十九里沿いの走行だ。