トココ始動!

って書くと大成功なカンジなんですが、これがまた…。
モトコンポのブログをネットで覗かせていただきますと、だいたいが「車体はスゴイ状態だったけれど、エンジンは一発始動でした」みたいなカンジが多いような。
しかし、ウチのトココは違いました!


45Kgのトココを抱え上げてアパートから出して、いつも通りに神社の境内まで運んで初走行を試みました。
緊張しつつ、ガソリンを送るフューエルバルブ(えらくデカい)をONにして、キーもONに。キックペダルを振り出して、最初のキックを…始動しない。
二発、三発…始動しない。チョークをONにして…始動しない。なぜ?
焦りつつも、ガソリンが少し回るのを待ってからまたキック。二十回目くらいで漸く始動しました!
…しかし、またすぐにエンジン停止。これは…。
再度始動させて、十分に暖気運転してからおそるおそる走行してみました。
モトコンポの時代にはヘッドランプの常時点灯は義務付けられていませんでしたので、スイッチを入れて点灯させます。するとまたエンジン停止。
2ストなので、そんなものかとも思っていたのですが、エンジン音がやたらと大きいです。そして排気ガスもかなりのもの。apeと比べると、どちらも倍以上かと(比べるのがかわいそうですが)。
今度は強めにアクセルを捻りつつ、走り出してからライトを点灯しました。やっとで初走行成功です!わー!!
神社の境内を回ると、通行人の皆さんの視線が集まって恐縮してしまいます。しかし、メゲずに数回周回走行。
ウインカーは今のところ問題無さそうです。しかし、エンジンの回転数を落とすとまた停止…!
ヨシムラさんでオイルの交換をしてくださったかどうか聞いていませんが、そうであったとしても、これはもう間違いありません。
このコは何年も、おそらくは10年以上は始動していません。
「車体はそれほど問題なかったけれど、エンジンに問題有り」という稀なケースのようです。
しばらくは神社を吹かし気味で走行してオイルをエンジンに回してフラッシング。その後、オイル交換をしてみたいと思います。
はるばると本八幡まで来て良かった。そんな風にトココに思ってもらえるようになれればと思います。
俺っちは見捨てたりしないから、焦らずに走れるようになろうな。そしたら銚子に行こう。海はいいよ、トココ。