続犬吠崎制覇完了

帰り篇

7日も天候に恵まれて、朝は明るい窓からの光で目覚めました(カーテンは閉めないので)。窓からは青い空と、利根川のきらめきが見えます。風は少し冷たく、ですがむしろ爽やかで、このまま帰るのが惜しかったです。朝食は昨日買っておいたパンとコーヒーです。昨日はそこそこ贅沢をするけれど、今日は質素に行こうと決めたので、これで我慢です。身支度を整えて、宿のおばあちゃんにお礼を申し上げました。またお世話になるかもしれませんと付け加えつつ、チェックアウトです。
外に出ると、本当に素晴らしい青い空。絶好の天気。ちょっと歩いてみようと思い立ち、利根川に向かいました。海に流れ込むところなので川幅も広くて、まあ海の入り口(汽水圏?)ですかね。釣り糸を垂れている方々が大勢いらっしゃいます。なにが釣れるのだろう?川や利根川大橋や対岸(茨城県)の風力発電用の風車なんかを撮影しました。そのまま海の方に歩いていくと漁船が停泊しておりましたので、これも撮影。短時間でしたが散歩に満足して、いよいよ帰路につくことにしました。

利根川大橋です

宿の前の通りはこんなカンジです。なかなかでしょう


セブンイレブンの前の通りまでFUJIKOを手押しで転がして行って、始動。幸い何回かでかかりました。暖機運転をして、昨日とほぼ同じ9:30出発です。帰りは近道と思われる126号を使うことにしました。最初のうちは登ったり下ったりでカーブも多くて楽しい走行でした。飯岡町に入ると、ひたすら直線の道が続きます。視界の遥か先までずっと直線です。実際、一回大きな右折があるだけで、八日市場市で296号に接続するまでひたすら直線でした。周りは田畑と山で、景色は心休まるカンジで良かったです。車線も片側二本なので車に恐怖を覚えずに済みましたし。やはり、銚子に行く時はこちらの道を選ぶのが正解なんだろうな・・・。
右折して296号に入ると、昨日走った風景です。田んぼと林、小さな山の風景。ところどころに建っている農家となかなか出会えない人の姿。千葉のこんな道は大好きです。見晴らしが良くて安全そうな道の端に止まって、何枚か撮影をしました。


ミラーに映る青空
ゆっくりと景色を楽しみながら走ると、あっと言う間に「あじさい館」に到着。10:50でした。一時間半弱でここまで来られてしまうのかと驚きました。ここでも何枚か撮影をして、追加のお土産を買ったりして40分ほど遊びました。多古米が欲しかったのですが、これ以上荷物を持てそうもないので断念。次回は是非、入手したいものです。

三回目ともなるとお馴染みですかね

道の駅を後にして、再び帰路に。ここから先は渋滞を覚悟しなければなりません。冨里市の終わり辺りのセブンイレブンで昼食にしました。昼もコロッケパン一つとヨーグルトドリンクのみです。佐倉市に入ったところで気付いたのですが、エンジンの回転がやけに良くなっているような?坂道でもパワーダウンせずによく吹けます。直線でもたいしてアクセルを開いていないのに、伸びが滑らかです。そろそろ慣らしが終了しつつあるということなんでしょうかね?ユーカリがおか辺りから道が混み始めました。そして八千代市の「京成バラ園」辺り(ここが原因ではありませんが)で覚悟していた大渋滞に。とにかく進みません。膝を痛めないように注意しつつ、慎重に微速前進。陸上自衛隊習志野駐屯地の手前でやっと渋滞が終わり走り出しました。後はほぼ順調に走りました。
14号に入ると、ゴールは目前です。しかし、下総中山辺りでエンジンがいきなりガスガス息切れを始めたではありませんか。おや、なんだろうと思った途端に突然エンジンストップ!ウインカーを出そうにも、エンジンが止まっているので電気関係も働きません。余力でなんとか道の端に逃げて停止しました。どうやらガス欠のようです。試しにキックしてみましたが、エンジンはかかりませんでした。燃料コックを予備燃料に切り替えると一発で始動。ドラゴントゥデイには警告灯が装備されていますが、Apeにはありません。注意しないと危ないですね!その足でJOMOで給油しました。4リットル入りました。やはりガス欠でした。今回の走行は昇り降りが多く、また状況に応じてアクセルを開き気味にしなければならないこともあったりで、やはりがくっと燃費が落ちました。52.5Km。旅をする場合は、このくらいだと考えないといけないようです。やはり街乗りとは違いますね。
アパートに無事に到着すると休むこともせずに、まずFUJIKOにバシャバシャ水をかけました。ジョウロを使って、届き難い場所も念入りに水洗いしました。潮を落とさねば!そして硬く絞った雑巾で拭き上げながら、今回の旅を労いました。FUJIKOには本当に感謝です。一生忘れない二日間になりそうです。アパート到着時間、15:30。給油しなければ15:00だったかもしれません。概ね5時間半の行程でした。本日までの走行距離、459.5Km。(FUJIKOSKY)

反省篇

服装

ロングTシャツの上にウインドブレイカー、下は秋用の少しだけ厚めのズボンでした。走るとこれで丁度良いくらいです。むしろズボンが時々寒く感じることがありました。ウインドブレイカーは止まると今度は暑くて、汗が出るくらいです。ですから停車すると即、前を開けたり脱いだりしていました。

荷物

着替え(ロングTシャツ、タオルハンカチ、靴下、パンツ)、寝巻き(Tシャツ一枚のみ)、タオル、雨具、洗面用具一式、Ipod(シャッフル)、デジカメ、バイク用ワイヤーと鍵。
最小限にしたつもりでしたが、バックパックに入れて運ぶのは無理があることが判りました。この重さが全て尻にかかるので、とにかく痛くて、今回の旅で唯一それが苦痛でした。

ガソリン

給油せずに完走。4リットル消費しました。

トラブル

大きなものは幸い無し。FUJIKOが潮だらけになったくらいですか?

食事

一日目に予算を集中させてしまいました。

宿

「ビジネスホテル中央」さんにお世話になりました。

全費用(端数は四捨五入)

ガソリン代(600円)、一日目昼食代(850円)、お茶(150円)、ポートタワーでお土産購入(3000円)、宿泊費(5000円)、夕食代(2700円)、夜食とビール代(350円)、朝食代(250円)、あじさい館でお土産購入(2000円)、二日目昼食代(250円)。合計15150円也。このうち5000円はお土産代なワケで、こっそり行けば一万円ちょいで楽しめてしまうのですね。そうはいかないか!

総合及び対策等

服装は下半身をもう少しだけ強化したいところです。運転していない時を考えると多分暑いと思うのですが、ほとんどの時間が走っているのですから。
荷物はむしろ増えるかもしれません。お土産のこともありますし。ここはやはり、リアキャリアーを装着すべきでしょう。格好悪くなりますが、背に腹は変えられないとは正にこのことです。振動で壊れないものはなるべく後ろに括り付けるように絶対にすべきだと痛感いたしました。また、背中が重いと危険でもあります。悪路にはまって車体が揺れた時に、背中の荷物が揺れるとApeは後輪が結構ブレます。カバンと合計で3キロ以内で車体に任せましょう。リアキャリアを入手するまでは長距離は自重しよう・・・。
ガソリンは基本的に目的地で給油するように習慣付けたほうが無難ですか。しかし、600円弱で往復できてしまうなんて安価ですよね。
潮対策はしっかりとしたいですね。銚子にはやたらと洗車場とコインランドリーが多いのも頷けます。来年は二日に一回くらいは水をかけながら旅しましょう。毎日でも良いかも。ヘルメットも水拭きしないとたいへんなことになります。昨日、メットの内装やグラブを洗濯しました(ネットに入れて、ウールコースで優しく洗う)。
食事は地元の人に店を聞くのが一番だという持論がありますが、今回も大成功でした。また、お店の方とも可能なら会話をするとよいでしょう。予算の配分は変に無理をせずに、楽しい方向で!
宿は今回くらいのクラスで十分でしょう。不潔なのも、気兼ねをするのも嫌だと思いますし。

また、実践してレポートできるように頑張りたいと思います。楽しみたいの間違いですかね?次は何処に行こうかな〜(FUJIKOSKY)