朝練

偉大なる先人、賀曽利隆氏は早起きです。さほど早寝されるわけでもないのに、4時半起床で走り出されてしまいます。追体験してみよう!というワケではありませんが、気持ち良さそうだな〜、道も空いていて走りやすそうだな〜という軽い動機で、朝練をすることにしました。
前日の晩は得意先の会があったために、やはり早寝というほどの時間には就寝できませんでした。それどころか朝のことが気になって、なかなか寝付けません。遠足前夜現象?これは寝坊しちゃうんじゃないの?と思いましたが、奇跡的に4時半起床成功。外はまだ真っ暗じゃありませんか。新聞も来ていないよ。急いで髭を剃り、身支度を整えます。やや明るくなりつつある中、FUJIKOを押して毎度の神様前に。今朝は一発始動成功です。アイドリングが止まることもありませんでした。暖機運転を済ませると、5時半前くらいです。人影の無い神社の境内をゆっくりと発進。初めてFUJIKOで鳥居をくぐって、左折。14号を南下して、船橋の海岸を目指します。道は予想通り空いています。あまり車に気を取られずに、自分のペースで走ることができます。相変わらずの法定速度なので、ノロイです。ばんばん抜かれます。スクーターにもブッチされます。まあ、急ぐワケではなし、ゆっくりと行きましょう。ただ、搬入に向かうたくさんの大型トラックが飛ばしていて、これは注意しなければと思いました。発進も停止もギアチェンジもノー・トラブルです。なんだか普通に走れているぞ。朝の空気の中を走るのは快感です。クセになりそうです。途中、坂の上り下りがあって、ここは勢いがついてたいへん面白いです。海老川の上のやや難易度のある右折をクリアして少し走ると、ららぽーとの右側に出ます。あと3〜4時間したら大渋滞になる道も今はガラガラです。更に直進して、船橋オートレース場の横を通り過ぎると、大型の倉庫群に行き当たります。その先に海が見えました。

残念ながら、際までは行けないんだな

更に海に向かって進んで、海岸手前を左折すると、その先は通行止めになっていました。その辺りで、FUJIKOを停車、エンジンを切って海を眺めることにしました。大型の立体駐車場の上から太陽が顔を出しました。

海と太陽。これだ!

緑色の船が出港して行きます。土木作業船は軍艦のようで頼もしげです。重量があるため低く沈んだシルエットと、高い位置の操舵室が艦橋を連想させます。カモメがいます。カラスもいます。そして彼方に見える水平線・・・海。ぼんやりと眺めながら、コンビニで買ったオニギリを食べ、ウチから持ってきた珈琲牛乳を飲みました。

生活臭がして良いかと?

なんとなく満足して、帰路につきました。途中、二度ほどニュートラルからローに入らない現象に襲われましたが、プロに教わった通りに車体を軽く前後に揺すってあげたら解決しました。本八幡に着く頃には7時を少し回っていて、通勤、通学ラッシュの只中で、道の至る所を自転車が走っていました。これはトラックよりも危険です!家事もあることですし、素直に帰宅いたしました。
今日のドライヴは、ただひたすら楽しいものだったなあ・・・。
本日までの走行距離は、63.4Km。(FUJIKOSKY)